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明達寺
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臘扇忌
しおり 臘扇忌
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暁烏敏の、師、清沢満之への信頼と、最晩年の願生浄土の思いが重なり、二人の像を納める臘扇堂が造られました。「臘扇」は、満之の号から名付けられた言葉で、(現世には)用のないものという意味です。この形は、法隆寺の夢殿、親鸞聖人の六角堂参籠、大日本文教院などの縁が重なり、文字通り、暁烏敏の「夢の結晶」でした。敏は完成の七日後に亡くなり、階下の納骨堂に収められましたが、堂はそのまま弟子や信者の人達の聖地と成っています。
満之の命日「臘扇忌」には、門信徒一同で堂内に入り、「絶対他力の大道」を朗誦します。行事は各地の有縁の寺院、大学でも行われていますが、これは当寺のみの形です。ただ近年は、休日に日を移して勤められることが多いので、注意が必要です。